BrazilCOE3位の豆とBrazilのCOEについて。

BrazilCOE3位の豆とBrazilのCOEについて。

 木曜日になりました。


 商品紹介ブログ、やっていければなと思います。


 今回紹介するお豆は



Fabiano 2024-Brazil-COE-Experimental-3 Arara Anaerobic-Natural



 ん、COEの後ろになんかよく分からない英語が並んでいると思った読者の方は鋭いです。


 

 

 現在、ブラジルで開催されるCup of Excellenceでは3つの部門に分かれていて、


1.Washed+Honey部門

2.Natural部門

3.Experimental部門


 このように、コーヒーチェリーが生豆になるまでの辿る過程(プロセス)別で分けられています。


 分けられた背景はいくつかあると思いますが、それぞれのプロセスごとに良いところがあって、同じスコアシートで測れなくなってきているのではないかなと思います。


 実際に、2024年に開催されたエチオピアのCOEでは127位全てが"Natural"プロセスでした。


 

 

 これではWashedプロセスで作る人少なくなってしまいますからね。。。


 

 

 この他にも、ゲイシャ種の台頭によって、品種ごとでざっくり分けたりなんかもしてます。各国の工夫が面白いです。




 さてさて、話がそれましたが、そんなExperimental部門とは、Natural,Washed,Honey以外のAnaerobic系プロセスのカテゴリーです。


 そんな発酵系の香り強いコーヒー達の中で3位に輝いたこの豆は、もちろん発酵系の香りもありますが、品種由来の香りもありながら、綺麗で、甘く仕上がってます。


 COEの最上位の豆は綺麗な豆が残りやすいです。最後に命運を分ける評価項目ですので。



 

 

 Araraという品種についても、少し触れておきましょう。あまり見ない品種かなと。



 

 ObataYellow Catuaiの配合種。

 2012年から配布が開始された品種で、木は矮小形態ゆえに収量が多く、豆は大きめで、晩熟なので収穫マネージメントが容易な豆。にもかかわらず、カップクオリティも◯



 ぜひまだ飲んでいない方いらっしゃいましたらぜひ。

 ラムレーズンとか合わせるといいと思います。


 

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