豪華な豆たちが1杯分ずつ入った7種類セットVOL.2
お渡しもかなり進みましたので、それぞれの紹介や感想など、書いていこうと思います。

まず初めに
沢山のご予約、本当にありがとうございました。
あっというまに予約で完売。。。
次回はもっと作ろうと毎度思うのですが、なかなか準備がハードで…申し訳ございません。
毎回嬉しい気持ちでいっぱいです。頑張れます。
さて、今回のラインナップは…

注目すべきはやはり
・Ecuador Farmer’s Collection 2026
今回は2種類入れました。6位と3位ですね。
まてまて、Farmer’s Collection ってなんぞやということで簡単な解説を。。
**Alliance For Coffee Excellence (ACE)** と **Qima Coffee** が提携して開催するコーヒーオークション。
開催は今回が初。エクアドルのCOEもありましたが、最後に開催されたのは2023年。
審査のレギュレーションとして、ジャッジに伝えられるのは**エクアドル産**ということのみ。
品種や標高、生産者やエリアなど一切開かされないブラインドです。
日本国内から4社ほど、今回の開催に関わっていて、ジャッジも担当してます。(そのうちの1社が私の修行元で誇らしいです。)
エクアドルらしく、SidraやTypica Mejoradoなどの希少な品種が数多くエントリーしていて、最高スコアは90.13をマークしました。
エクアドルverの新しいかたちのCOEですね。
今回の7種セットを作る過程で入りきらなかった端数の豆を使って、3位のSidra Natural をハーフサイズドリップで飲んでみました。

もちろんリリースする前にカッピングで品質評価をしていますので、すでに飲んではいますが、粉の状態の香りはそこまで強いわけではないんですよね。
ただ逆に言えばすごく綺麗な発酵であるとも言えます。
実際、ジャッジのカップコメントも、WineyやRaisin などの強い発酵によるどっしりとしたフレーバーではなく、Cherry,Pomegranate,Magnolia といった赤いベリー&フローラルが主体でした。
近年の評価の高いナチュラルは赤いベリー主体の綺麗な発酵が多いように感じます。

今回はハーフサイズの抽出なので、SD1というドリッパーを使用しました。粉が少ないレシピにはチャネリングが起きにくいこのドリッパーは重宝します。ただデカすぎるのでもう少しコンパクトになっていただけたらいいのですが…
さて液体の香りです。淹れたてはすごく香り強いわけではありませんが、しっかり赤いベリーを感じますね。
味わいは非常に繊細。上品なピノ・ノワール。素晴らしいバランスですね。Sidra種らしい林檎の味わいも見事です。

今回は冷めると美味しそうだなというのが、カッピングの段階でわかっていましたので、ワイングラスを選んでます。
冷めてきてからが本領発揮で、もうグラスの中がcherryなんですよね。日本人はシソとか梅とかの香りとしてキャッチしやすいですが、それがcherryです。
もうその香りが良すぎてしばらく飲めませんでした。飲まずして美味しいです。一周回って飲みたくない、無くなってほしくないとさえ思いました。
しっかり時間をかけて味わえる一杯に仕上がりました。
6位のTypica Mejoradoに関しては、お店でリリースしています。パイナップル&パッションフルーツ。ブライトで明るいウォッシュドです。
これらの他にも既に終売していましたOscarやEl laurelなど楽しめる豆ばかりです。
それぞれ楽しんでいただければと思います。
ではまた。